2011年04月25日

【FM797市民レポ】2011-4-22OA今日は生誕100年・人間国宝・羽田登喜男の世界について



110422shinkawa.JPG今日は生誕100年・人間国宝・羽田登喜男の世界についてお伝えします。

 先日、春とはいえ冷たい雨が降る日に、中信美術館で開催された
羽田登喜男さんの回顧展に行ってきました。作品はダイアナ妃が初来日の折、二条城で振袖を献上した様子は広くテレビで放映されました。一般的によく知られているのは、鴛鴦ですね。そして羽田芸術の真骨頂と言えるひとつに祇園祭は蟷螂山の前掛や胴掛などを10年かけて製作、今まで織物中心であったものを、初めて友禅で表現されました。これまで作品はガラス越しに見たことしかなく、今回すぐ手に触れる近さで沢山鑑賞出来るなんて、じっくり拝見しました。 

 先生はよく龍安寺石庭を眺め、哲学の道を散歩し、植物園に写生に来られていたそうです。私達がよく歩く風景が着物になっていたのです。花鳥風月、自然をモチーフにした作品は気が遠くなるような細かい技法です。展示会場で上映されていた先生の姿や声は優しさにあふれていました。

石川県金沢市に造園師の三男として生まれ加賀友禅を学び、その後京友禅を学ぶため、誰も知る人のない京都に移ります。写実的な加賀友禅と、みやびで華やかな京友禅を融合させ独自の様式で、手描き友禅に新境地を開きました。

 今、息子さんとそのお嬢さん三世代に引き継がれています。今日は友禅「羽田登喜男の世界」展についてお届けしました。  

レポーターは新川良子でした。 
posted by 市民ラジオレポーター at 11:25| 京都 ☀| 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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